somenekoからクリスマスカード第二弾です。音声付きですのでボリューム注意!!
毎年、秋に開催される猫塚神社のねこまつりが間近になってきました。早速情報を検索してみたのですが、今年はいつもとちょっと違うみたいです。展示スペースになっていた集会所が建替え工事中だそうで、会場が変更になる模様。まだ日程も決まって無いみたいで心配になりますが、開催はされるそうです。詳しく分かったらまたこちらでお知らせします。
―猫は、どんなに小さくても最高傑作である。―
レオナルド・ダ・ヴィンチ
かのダ・ヴィンチさえも認めるように、猫のしなやかな姿はとても魅力的です。でも、絵に描いてみるとなると非常に難しい・・・自分の画力の問題が大きいのですが、猫に限らず、生き物はそのもの自体が美しく、それを表現するのにはかなりの才能が必要なのでしょう。せっかく「最高傑作」と称えられているモデルさんなのに、描く方の力不足で駄作になってしまって申し訳ないといつも思います。
我が家のモデル猫も姿形はそこそこ「傑作」の部類に入ると思うのですが(親バカです)、モデルとしては気まぐれで、じっとしていてくれないのでタイヘンでした。猫の中でも活発な方だったと思います。写真を撮ろうにも動き回ってしまうので良いショットがなかなか撮れませんでした。そのくせ、私が何かしている時に限って、まとわりついてくるので作業が出来ず、邪魔なことこの上なく、「猫の手は借りない方がまし!!」とずっと思っていました。染め物をする時も、作業部屋から追い出したりして気を付けていたのですが、ある時、床に生乾きの作品を広げていたら、その上を横断されてしまいました。作品に、薄っすらと肉球の連続模様が点々と・・・ところがそのまま染色の先生に見せたところ、「薄く入っている梅の花模様が味わいがある」と言う評価をいただきました。梅の花!?確かに知らずに見れば、絶妙な箇所に足跡が付いていたのです。この時ばかりは何とも奇跡的な「猫の手」の助けっぷりを実感したのでした。
ご近所に「猫塚神社」なるものがあり、年に一度「ねこまつり」が開催されています。昔々にご主人さまを命がけで守ったという、何とも信じがたい立派な猫さんを祀っているらしいです。小さなお社があって、その周りにはたくさんの招き猫や猫人形が供えられています。お祭りはというと、本当にご近所の方達による手作り感たっぷりのお祭りです。伝統的なお祭りではないらしく、町興しの一環として開催しているようです。メインイベントとしては、お祭り会場にいる人全員で午後2時22分に「にゃあ!」と叫ぶというたわいもないものだったりしますが、猫好きには何ともそそられるお祭りです。猫メイクなるものをやって貰えるのですが、小さい子がミュージカルの「キャッツ」もどきの猫メイクをしているのはとってもかわいいのですが、さすがに大人はやってみたいと思っても、ちょっと恥ずかしくて出来ません。
生後約1ヵ月
雪の上もへっちゃら
猫塚神社のお札
知人の猫作家さん作の張子人形
宮城県
仙台市在住のアマチュア染色家。ついでに主婦もやってます。好きなことは、きれいなものを見ること、絵を描くこと、そして猫と遊ぶこと。嫌いなことは面倒な作業。そんな私ですから、家庭でも簡単に気楽に出来る染色を自分流でやっております。本格的な染色とはいきませんが、日常に使う小物などを手作りするのを楽しんでいます。同じく染色をなさっている方からのアドバイスや間違いなどのご指摘などいただけたら幸いです。また、猫に関する情報や楽しいエピソードなど、ぜひお聞かせください。
2012 5月 そめねこ